Vol.21 Stand by Meをギター初心者向けに徹底解説!4コードで学ぶコードチェンジ・ストローク・空ピッキング

この記事でわかること

  • 「Stand by Me」が初心者の練習曲としておすすめされる理由とは?
  • 曲で使われる4つのコードは、どんな順で覚えるとよい?
  • ダウン・アップピッキングはどんな順序で練習するとよい?
  • 「空ピッキング」とはどんな奏法で、なぜ重要?

ギターを購入したけど、何から練習したら良いか分からない。
弾きたい曲があったからギターを買ったけど、難しくて全然弾けないからまずは簡単な曲を弾きたい。

そんなギター初心者の方にBen E.King の「Stand by me」をオススメします!

この曲は4つのコードしか出ないですし、コードも押さえやすいので初めて練習する曲として最適です。

Fコードのような、いわゆるセーハコードも出てきません。

左手のコードを押さえる練習はもちろん、右手のピッキングやストロークも少しずつレベルアップしていけるので、ギター初心者の練習曲として、かなりオススメです♪

Stand by Meが初心者にオススメの理由

この曲で出てくるコードは、
G・Em・C・D
の4つだけです。

ギターを始めたばかりの頃は、たくさんのコードを一気に覚えようとすると大変です。
まずは少ないコードで1曲を弾けるようになって、コードチェンジや右手の動きを覚えていく方が楽しく練習できると思います。

また、同じコード進行が繰り返される曲なので、コードの順序も覚えやすいです。
「コードを覚える」
「コードを変える」
「右手でリズムをつける」
というギターの基本を、1曲の中で練習できるのも、この曲の良いところです。

必ずピックを持って練習しましょう!

譜面では原曲に合うように2フレットにカポ(2フレットにカポをつける)ように書いてます。
カポを持ってる方は2フレットにカポをしてください。

カポがない方もキーは変わりますがコードフォームの確認は全然出来るのでつけずにそのまま練習出来ます!

次の練習の順序を見て1つずつしっかりクリアしていきましょう♪

練習① まずは4つのコードを覚えよう

まずは左手のコードを覚えましょう。
出てくるコードは先ほど紹介した、
G・Em・C・D
の4つです。

最初から曲に合わせて弾こうとしなくても大丈夫です。
まずは1つずつコードを押さえて、ちゃんと音が鳴っているか確認しましょう。

こちらがStand by Meの楽譜です。

CコードとDコードに出てくるコードフォームの横のXはミュート(鳴らさない)という意味です。
Cコードは左手の親指をネックの上から少し出すか、左手の薬指を使って、6弦に軽く触れてミュートしましょう。
強く押さえてしまうと音が鳴ってしまうので、軽く触れるだけで大丈夫です。

Dコードの6弦は親指を使ってミュートして、5弦はピッキングをしないようにします。
Dコードの5弦は最初の頃は鳴ってしまってもOKなので、最初はコードの形を押さえられているかどうかを意識しましょう。

Vol.6 Dコードの5弦って鳴っててもいいの?
Dコードとは?オープンDは6弦E弦を親指ミュートするのですが、5弦のミュートは親指では遠すぎ、人差し指・中指・薬指は弦を押さえているので、5弦を避けて弾かないといけません。Dコードで5弦が鳴ってもいい理由パワーコードの記事はこちら!5弦を鳴...

右手はピックを持って下向きに6弦から1弦を弾きます。
これをダウンピッキングと言います。
最初は「ジャン・ジャン・ジャン・ジャン」と声に出しながら弾いて覚えましょう。

まずは右手のリズムよりも、左手でコードをしっかり押さえて音が鳴っていることを優先してください。

練習②ダウンピッキングとアップピッキングを組み合わせて弾いてみよう

コードがある程度押さえられるようになったら、次は右手の動きを少しレベルアップしていきます。
ここではダウンピッキングに加えて、上向きに弦を弾くアップピッキングが出てきます。
しっかり弾く順番を確認しながら弾いてみましょう。

右手は、
ジャンが↓ (ダウンピッキング)
カが↑(アップピッキング)
というイメージです。

「ジャンジャカ・ジャンジャカ」と言いながら弾いて覚えるとリズムを覚えやすいです。

最初は右手と左手を同時に動かそうとすると難しく感じると思います。
そんな時は、まずは左手で1つのコードを押さえたまま、右手だけで「ジャンジャカ」の練習をしてみてください。

右手の動きに慣れてからコードチェンジを加えると、かなり弾きやすくなります。

練習③空(から)ピッキングを覚えよう。

空ピッキングとは、右手のストロークの動きは続けながら、弦を弾かずに空振りさせる奏法です。
ギターのストロークではとても重要なテクニックなので、ここでしっかり覚えておきましょう。

今回は
ジャンジャカ・スカジャカ
と言いながら練習してみてください。

「ス」の部分で弦を弾かず、右手だけを動かします。
この「ス」の部分では右手は弦に触れずダウンピッキングしています。
ここで大事なのは、空ピッキングのときにも右手の動きを止めないことです。
空ピッキングの後の「カ」の部分はアップピッキングで弦を鳴らすようにします。

初心者でありがちなミスは「ス」のタイミングで右手のストロークが止まって、「カジャカ」がダウン・アップ・ダウンになるミスです。
最初のうちは空ピッキングのほうが弾きにくいと感じるかもしれませんが、ギターがうまくなるにつれて空ピッキングの”楽さ”に気がつくようになります。

全身が見える鏡などがある方は鏡を見ながら右手の動作が止まってないかを確認すると効果的です!
スマホなどで撮影して確認するのも、とても良いです。

自分では出来ているつもりでも、動画で見てみると意外と右手が止まっていたり、動きが大きくなっていたりするので、動画で確認するのがオススメです。

ここまで様々なストロークパターン練習してきたStand by Meの楽譜全体を乗せておきます。

最初はゆっくりのテンポで大丈夫です!

初めての人は、原曲と同じ速さでいきなり弾こうとしなくても大丈夫です。

まずはゆっくりなテンポで、
「コードがちゃんと鳴っているか」
「コードチェンジが出来ているか」
「右手が止まっていないか」
を確認しましょう。

左手は、まずゆっくりのテンポで音がしっかり出てるか、コードチェンジを素早く出来てきたかを確認してください。

右手は、ピックを軽く持って力まずに上下正しい方向に弾いてください。
特に、空ピッキングはギターを弾く為に絶対に必要なのでゆっくりしっかり覚えてください。

いきなり全部を完璧にする必要はありません。
まずはコードを覚えて、ダウンピッキング、ダウンとアップ、そして空ピッキングとステップを踏んでいきましょう。

1つずつできることを増やしながら、最後に曲としてつなげてみてください♪
1曲弾ける楽しさを味わえるようになると、ギターがとても楽しくなりますよ。

ギターを相棒に、それではまた!