Reading Review
ギターショップ・ロージー
ギターに人に歴史あり
アンガスとマルコムの兄弟で営むギターリペアショップ”ロージー”。
1話完結型で壊れたギターを修理するのですが、持ち込む人、修理されるギターの歴史が深い。
単に音が出なくなってしまったギターやヘッドしか残っていないギター、ときには偽物のギターまで…
そんなギターに宿る物語を一つ一つ紐解いていくドラマを描いたのがこのマンガ。
アクの強い客や音楽に全く興味のない客…
そんないろんな客が持ち込んだギターが復活して、音が鳴るようになった瞬間の描写が秀逸です。
むしろ、ここを楽しみに読んでいるまである。
ザクザクっとした筆っぽいタッチとキラキラした細いタッチの線が絡み合った音楽描写は独特の世界観があって引き込まれます。

amazon立ち読みページより引用
この作者の髙橋ツトム氏は過去に暴走族をテーマにした「爆音列島」を連載しており、バイクの排気音を筆のタッチで表していたのがギターマンガで活かされたって感じでしょうか。
下手なダブルクラッチの切り方を書き文字で表現していたのを思い出します。
ロージーに訪れる客からショップの仲間たちも増えてきて、いろんなギターやリペア内容が出てきてますます楽しみになってきました。
1話完結のオムニバス形式の音楽マンガなので、どこから読んでも面白いのがいいところですね。


