ダイアトニックコード表

Key: C Major

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ダイアトニックコードとは

ダイアトニックコード(Diatonic Chords)とは、あるキーのメジャースケール上の音だけを積み上げた7つのコードのことです。スケール外の音が含まれないため、同じキーのコード同士は響きが自然になじみ、コード進行の土台になります。

たとえばCメジャーキーのダイアトニックコードはCmaj7・Dm7・Em7・Fmaj7・G7・Am7・Bm7(♭5)の7つです。ポップス・ロック・ジャズのほとんどの曲は、この7つのコードの組み合わせか、そこからの借用(代理コード・モーダルインターチェンジ)で成立しています。

この表の読み方

「度数」の列はコードのスケール上の位置を表します。Iが主音(ルート)で始まり、IIm・IIIm・IV・V・VIm・VIImと続きます。小文字の「m」はマイナーコード、「(♭5)」はハーフディミニッシュを意味します。キーが変わっても度数の並びと機能は同じなので、「CでいうI = AでいうA」という感覚で横断的に理解できます。

スリーコードとコードの機能(T・SD・D)

7つのダイアトニックコードはトニック(T)・サブドミナント(SD)・ドミナント(D)の3つの機能に分類されます。トニックは「安定・解決感」、サブドミナントは「中間・浮遊感」、ドミナントは「緊張・解決への推進力」を持ちます。コード進行はT→SD→D→Tという流れが基本骨格で、スリーコード(I・IV・V)はこの3機能を最もシンプルに表現したものです。

中級者がダイアトニックコード表で何が変わるか

コードを「名前の暗記」から「機能と位置の把握」に切り替えることで、曲の分析・アレンジ・アドリブのアプローチが変わります。「この曲はキーG、今G7が来たからドミナント」と読めると、次に来るコードを予測したりスケールを選んだりする根拠が生まれます。コードダイアグラムと組み合わせることで、音・形・機能の三角形が指板の上で結びつき始めます。

関連ツール フレットポジションエクササイズ コード名と指板の位置を同時に覚える。ダイアトニックコードの知識を演奏につなげる入口に。

よくある質問

ダイアトニックコードとは何ですか?

あるキー(調)のメジャースケール上に構成される7つのコードの総称です。たとえばCメジャーキーならCmaj7・Dm7・Em7・Fmaj7・G7・Am7・Bm7(♭5)の7つがダイアトニックコードにあたります。スケール外の音を使わずに作られるため、互いに響きがなじみやすく、コード進行の基本単位になっています。

ギター初心者でも使えますか?

コード名やその並びを把握する目的なら初心者の方でも活用できます。ただしmaj7・m7・m7(♭5)といった4声コードはやや難易度が高め。まずはI・IV・Vの3声(例:C・F・G)でコード進行を感覚として掴んでから、この表に戻ってくると理解が深まりやすいです。

トニック・サブドミナント・ドミナントの違いは?

トニック(T)は「落ち着き・ホーム」の機能を持つコード(I・IIIm・VIm)、サブドミナント(SD)は「浮遊感・動き出し」のコード(IIm・IV)、ドミナント(D)は「緊張・トニックへ向かう力」のコード(V・VIIm)です。T→SD→D→Tの流れが進行の基本骨格になります。

全12キーを覚える必要がありますか?

全キーを暗記する必要はありません。まずCメジャーで「どの度数にどんなコード機能があるか」を理解し、他のキーは必要に応じてこの表で確認するのが現実的です。慣れてきたらAmやEmが使いやすいAメジャー・Eメジャーを重点的に使い込むのがおすすめです。

ダイアトニックコードを覚えるとアドリブに役立ちますか?

はい、大きく役立ちます。各コードがどのスケール音で構成されているかを把握することで、コードトーンを軸にしたアドリブが組み立てやすくなります。また「今ドミナントの上にいる」と認識できれば、スケール選択の根拠が生まれます。指板エクササイズと組み合わせることで、知識を音と指の動きに結びつけやすくなります。